気管支喘息 発作の漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
気管支喘息で病院に行っているが中々良くならならず、根本的に良くしていく為に来店されました。
喘息は夜の10時から11時に酷くなり、痰が絡み、だせなくなる事が多く、発作がよく起きるそうです。
特に雨の日が酷くなりやすいそうです。
食事は脂っ濃い物、甘い物、味の濃い物が多いそうです。
食事の時はあまり噛まずに食べてしまう事もあるそうです。
病院ではメプチン、フルタイド、ホクナリン、ムコスタ、カフコデを処方されているそうです。
舌は紅、黄苔、胖大
38歳 男性
中国医学的に『痰湿食積』、『内熱傷肺』の状態と考えられます。その為、体に溜まっている痰や余分な水分を体の外へ排泄していく漢方薬、消化吸収を改善していく漢方薬、「肺」の熱をとっていく漢方薬をお渡ししました。
2週間ほどしますと、今まで毎日のように発作が出ていたのに、発作が出なくなってきていると言う報告を受けました。
1か月ほどして、喉のつまりもとれて、のどがスッキリしてきているそうです。痰の絡んだ咳も静まり、最近は夜も良く眠れるようになってきているそうです。
引き続き体の余分な「熱」・痰熱をとっていく漢方薬、胃腸や「肺」を強化していく漢方薬をお渡しして、体調が良い為、継続して頂いております。
中国医学では、喘息の発作が起きる時、発作がおさまっている時によって、必要となる漢方薬は違ってきます。
また、痰が多い場合と痰が全く出ない場合もあります。消化吸収がうまくいかない場合は、痰を作り出す原因になります。その為、甘い物、脂っこい物、味の濃い物、欧米食の様なものはできるだけ控えていく必要があります。
同じ病名でも自覚症状や季節に応じて必要とする漢方薬は違ってきます。色々試してうまくいかない場合は、是非、ご相談下さいね。
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